kanon blog

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It is not Jewerly,It's LOVE.
4年勤めた会社を退職することになりました。
退職は年明けくらいから考えていたことだけど、責任ある仕事を任せてもらっていることと、会社が10年目に入り色々慌ただしくなっていて、なかなか言い出せずにいました。


学んだことは多々あれど、やっぱり一番は「宝石って美しいなぁ」というごく単純なこと。

毎日あらゆる宝石を見て触って感じてきたけど、「高価なものが美しい」という単純図式ではなく、明らかに難があるものが圧倒的な美しさを持っていたり、それは人間のように宝石もひとつひとつ個性を持っていて、同じものなどひとつとしてなかったのです。それを宝飾品として仕立てる喜びは、何物にも代え難いものでした。

あるお客さんが私が作ったジュエリーを購入される際、「結婚十年目の記念としていただきます」とおっしゃいました。物質としての価値を超える、それは自分が目指していたことでもあったのでとてもとても嬉しかったことを覚えています。

宝飾品は、想いを込めやすいものだと思います。贈り物や何かの記念や節目に手に入れることが多いからです。
私はこの仕事が好きだったし、これからも宝石にはうるさい女になることでしょう。

今度はお客さんとして。ジュエリーを作るひとたち、企業とつながっていきたいと思います。
残り少ない在職期間、最後まで一生懸命仕事します。
| life2011 | 22:28 | comments(0) | - |
いただきます。
こんなときだけど、こんなときだからこそ、みんなで集まってご飯を食べよう。西新宿の中ill邸に集まって、青松の友人たちと水炊きをしました。地震の恐怖に疲れたというのもあって、すっかり心細くなっていました。


みんな福岡から出てきとぅけん、この日の鍋も水炊きばい。


乾杯じゃなくて、「いただきます」にしました。

皆でお鍋を囲んでご飯を食べることの幸せをひしひし感じました。


役者を目指して頑張る男の誕生日も祝いました。27歳、おめでとう。

夜中までしゃべって、お酒がなくなったら買いに行って、寝たい人は寝て。

私は眠りました、もちろん。もう朝まで起きてられないお年頃。


朝目が覚めて、ワンピース見て、コーヒー飲んで、音楽聴いて、喋って、帰る人から帰りました。


だらりー。ゆるゆるなわれら。
| life2011 | 11:32 | comments(0) | - |
記録と変化する価値観
地震当日、私は7階のオフィスで仕事をしていました。揺れは始めはゆっくりだったと思います。それがだんだん大きくなってきて、棚から書類が落ちて来て、社員の皆と「これはまずいのでは・・」と顔を合わせてたくらいから立っていられなくなり、机の下に隠れました。しっかり手と足で体を支えなきゃいけないくらいものすごく揺れて、大げさかもしれませんがそのときは本当に「私死ぬかも」って思いました。

その日は電車が全て止まったので徒歩で帰宅しましたが、比較的人が少ないはずの代官山でも歩く人と人でぶつかり合いそうになるほど道路が人であふれ、それが延々と続きます。見たことがない光景でした。4.5時間かけて徒歩帰宅する人、会社に泊まる人、様々でした。

私は職場から割と近いところに住んでいるので、19時すぎくらいに自宅についてテレビをつけました。震源地は東北地方と知りました。そのときの行方不明者はまだ30名とかだったと記憶しています。それが、時間が経つにつれ大きく大きくなっていき、未曾有と言われる災害に。地震があったのは金曜日で、週末はずっとニュースを見ていましたが、あまりの映像にとても気分が悪くなって、また余震に怯えて、地震から一週間くらいはご飯が喉を通らず、夜も全く眠れなくなりました。
私は自分のメンタルがとても弱いことを26年自分と付き合って知っているので、安定剤と睡眠薬を処方してもらいました。こういうときだからこそ、人に迷惑をかけないようにする自分のコントロールは大切です。

働ける環境にあるのだから経済活動を止めることはできません。月曜日から出社しました。コートを着ればいいし、昼間は明るいので電気と暖房を消して節電につとめましたが、正直仕事にはなりませんでした。

また、東京中のスーパーから水が消え、他にも電気、ティッシュ類、カップラーメンなど色んなものがなくなり、陳列棚が空っぽ、という状態が地震直後から続いています。スーパーの野菜たちには必ず「産地」が表示されるようになっていました。
街中から明かりが消え、帰り道の渋谷駅も真っ暗です。通勤電車は本数が減り、連日の超満員です。東京も地震前と変わりました。


いろんなところで募金活動が行われていますが、会社がまとめて募金をしてくれるというのでまずそれに参加しました。一度だけでなく、無理ない額を継続的にすることが一番良い気がしています。それから、本当に微力だけど、経済を支える。これも私がやらなければいけないこと。そして最後に、祈ること。この3つは止めません。



おおげさかもしれませんが、この地震で価値観が大きく変わりました。

・物をたくさん持ちすぎているかもしれない。本当に必要で大切な「物」を見極める。

私は割と「物」が好きなほうです。インテリアも大好きだし、アンティークの小物を集めています。その他に彫刻など色々集めているものがあるのですが、本当に必要な物を考え直したいと思います。本当に必要な物って、案外少ないような気がしています。


・働く環境について考える。

私は以前よりどこにいても仕事ができるスキルをつけたいと思っていましたが、その考えがもっと強くなりました。東京に出てきた理由は、一番早いスピード、情報、疾走する環境に身を置きたいと思ったからですが、都心にいなくても、都心にいる必要がないような環境を作っていけたらいいなとぼんやり思いました。
なぜなら、パニックになったときの東京は、正直とっても恐ろしいと思いました。小さな面積にたくさんの人と仕事が密集していることの恐ろしさ。私は一生仕事をしていきたいので、自分の働く環境を模索したいと思います。


まだ色々めまぐるしく感じているのですが、きちんと文章にできるのはこれくらいです。


| life2011 | 00:23 | comments(0) | - |
POESY JEWELRY

宝石屋は冬が一番忙しいです。クリスマスなどのイベントもあり、ギフト需要でお客さんが増えるからです。反面、セールの時期は比較的穏やかになり、まさに今そのときなのですが。


画像のものは、そんな殺伐とした空気漂うクリスマスに撮った写真。天使の持ってるリングは、REGARD と言います。

この宝石の並びには実は意味があって、フランス革命の時代、男性が女性に指輪を贈る際、直接文字や言葉で伝えるのではなく「宝石の並び方で愛を伝える」という習慣がありました。

R:ルビー、E:エメラルド、G:ガーネット、A:アメジスト、R:ルビー、D:ダイヤモンド

この5つの石の頭文字をつなげると、「REGARD=尊敬、好意、忠誠」という意味になります。つまり、「あなたが好きです。あなたに忠誠を誓います」とか、そんな想いを伝える役割を果たしていたそうです。

ちなみに、REGARD だけではなく、 DEAREST(最愛なる)などもあります。

こういう意味が込められたジュエリーは「POESY JEWELRY」と言って、直訳すると「詩的な宝飾品」という意味です。品格を重んじられた時代、直接的に愛情を表現することははしたないと言われていたため、このようなジュエリーが流行したと言われています。

当然ながらも、中央に留められる石が主役であることが多いジュエリーの中で、このように「込められた意味」が主役のジュエリーって、とっても素敵だと思います。ジュエリーは洋服と違って身に着けていることすら気づかれることが少ないので、ささやかな想いや願いを込めるにはとても最適だと思います。


最近、アンティークジュエリーに興味が向いています。とりあえず、名だたる宝石商の歴史などを読んで知識を貯えていますが、まぁこれが面白いこと!

アンティークジュエリー、とても高価なので手が届かないけど、いつか欲しいな・・。
| life2011 | 16:12 | comments(0) | - |
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